猫ちゃんによって差はありますが、どうぶつ病院や長期旅行へ出かけるとき、キャリーバッグに入るのを嫌がることはありませんか?💦
キャリーバッグなどにスムーズに入ってもらえるようにするためのヒントを本日はご紹介します✨

🐈なぜ嫌がるの❓🐈

猫ちゃんがそれにどんなイメージを持っているかを理解することが重要です。
キャリーバッグを、不可解で、ストレスのたまる、嫌なものというイメージで捉えているのでは?
猫ちゃんによっては「キャリーバッグ=動物病院へのお出かけ」と捉えているかも、、🏥
キャリーバッグが、思い通りにならない状態、待合室にいるほかの動物たち、馴染みのない匂い、そしてときには痛みなどを猫ちゃんに連想させるモノとなってしまっているのかもしれません。
猫ちゃんがキャリーバッグに慣れると、ストレスが減り、苦手に思えることでもだんだん上手に対処できるようになっていき、好循環が生まれます。

🐈キャリーバックに入ることに慣れさせるにはどうしたらいいの?🐈

1. キャリーバッグを猫ちゃんの環境にずっと(または少なくとも使用する2週間前から)置いておきましょう。キャリーは日常生活の一部となり、「特別なモノ」ではなくなっていきます。
2. キャリーバッグの中に毛布や、時にはおやつも入れて、猫ちゃんが気分よく快適に過ごせるようにしてみましょう。心地よさや安心感があれば、猫ちゃんは慣れて、自分から入っていくようになるでしょう。
3. 「シミュレーション」を行いましょう。
キャリーに猫ちゃんを入れて閉じ、動かさずにしばらくそのまま置いておきます。その後、自然にキャリーを開けます。猫ちゃんが出てきたら、なでたりおやつをあげたりして、そのイベントを「楽しいもの」としてイメージ付けられるようにしてあげましょう。それでもうまくいかない場合は、そのキャリーに対するトラウマが強すぎるのかもしれません。キャリーを買い替えることも検討してみましょう。
4. 出発の数日前に、栄養補助食品(ジルケーン)を与えるもの助けとなるでしょう。ジルケーンは、ネコちゃんが環境の変化にスムーズに対応していくためのお手伝いをします。

出発の日、飼い主さんは猫ちゃんにキャリーに入ってもらうよう促すだけです(キャリーにおやつを投げ入れるのもよいでしょう)。もしかしたら、すでにキャリーに入って待っている猫ちゃんにびっくりさせられるかもしれません✨
移動中も、猫ちゃんが快適に過ごせるように、キャリーに毛布をかぶせて視界を狭くする、車で移動中ならラジオのボリュームを下げる、バスや電車の中で急に動かさないようする、ときどき話しかけてあげるなど、気を配ってあげましょう。